我が家では、二匹の猫を飼っている。茶色がジジ2歳で、白いのがアリス1歳と6ヶ月だ。両方とも女の子で、追いかけあったり、喧嘩したり、一緒に寝ていたり、と賑やかに暮らしている。
わたしはなるべく公平に可愛がるように気をつけている。どちらかがひがんだり、悲しんだりしないように。これは子どもを二人育てた母親のサガかもしれない。わたしは二人の子どもを持ったが、どちらかがひがんだり悲しい思いをしないように、それだけは最大限の配慮をしながら育てたつもり。
ジジはマンチカンという猫種で、アリスはミヌエットで、二匹とも長毛で脚が短い。この足が短い猫というのは自然発生したものらしい。足が短いから重心が低く、高いところに登れないので、アパートのベランダに飛び乗ったりできないところが安心。
もっとも、室内外飼いをしているせいか運動神経が今一つで、高さ20センチのクッションの上で寝がえりを打って落ち、背中を打って「ギャッ!」と声を上げていた。痛かったのだろう。椅子に飛び乗ったり、飛び降りたりするときも「ウ、ニャッ!」と掛け声を出している。ちょっと高いところに移動するだけでも、気合がいるようだ。おっとりしている彼女たちは外では生きていけない・・・。
先日、猫たちにワクチンを打ってもらうために、ペットクリニックに行った際、
「うちの猫たちは脚が短いですが、ダックスフンドみたいに腰痛になったりしませんよね?」
と尋ねてみたら、
「あのね、猫が腰痛で困っているとか、猫背で困っているとか、聞いたことありません!」
と、先生は目を丸くしておっしゃった。
猫背の相談はしなかったんですけれどね(笑)。
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