思えば、わたしは、洗顔料や化粧水、クリーム、時には美容液やパック、リップクリーム、ハンドクリームなどに、どれほどお金と時間を使ってきたことだろう。
まあ、イブ・サンローランやディオールの美容液やクリームは、使っているだけでテンションが上がり、それで、肌の張り艶が良くなり、仕事を頑張れるなら、アリかもしれないと思う。自分の機嫌を取れるのは自分だけだし、それにブランド物を上手く利用し、楽しめれば、お金の無駄とは言えないだろう。
ロクシタンのハンドクリームも、ラベンダーやチェリーブロッサム、ミントヴァ―ヴェナなど、いろんな香のものが揃っていて、デザインもかわいらしい。しかし、メルカリに、山のように出品されているのを見ると、結局、持て余すのだろうな。ハンドクリームなんて、なんだかんだ言っても無臭のものが一番使いやすい。職場でも目立たないし、果物や菓子をつまんだりするときも、手は無臭が良い。
アラカンになって、ワセリンがすべてのことを解決してくれることに気が付いた。メンタリストDaigoさんやミニマリストのユミニャンさんも言われているが、牛乳石鹸で洗顔し、清潔なタオルで顔を拭き、すぐにワセリンを塗れば、水分に膜を張ることができ、次の朝も、肌がしっとりしている。
唇にもワセリン、手にはほんの少しワセリン。
高純度のワセリンでも、ネットで1本、500円前後で買える。容量が少なくなってきたら、ハサミで真ん中を切って、最後まで使おう。
わたしは、朝は顔を水洗いし、タオルで軽く押さえた後、日焼け止めクリームとBBクリーㇺを混ぜて塗って、適当にアイシャドウやアイライナー、口紅をのせて出かけている。
できてしまった染みは、皮膚科で、トレチノインとハイドロキノンを購入し、取ってしまった。数か月はかかるけれど、どんなに濃い染みでも跡形もなく取れるし、小さなほくろやイボもきれいに取れる。
皺は箇所にもよるけど、ヒアルロン酸とボトックスかな。わたしは、眉間にヒアルロン酸を打って皺を目立たなくし、気分も明るくなった。
50歳を過ぎて、額の皺を消そうとボトックスを打つと、瞼が落ちて、しばらくお岩さんのような顔で過ごさなければいけなくなるらしい。
美容のためには、日焼けを避け、食事に気を付けるのが一番のような気がする。
あとは、美味しいものを食べ、図書館の本やアマゾンの映画に(無料で)浸ったり、旅行したり、軽い運動をしたり、動物と触れ合ったり。なるべくお金を掛けず、でも、満足できる接点を自分なりに見つけながら、生活を充実させていく。
とにかく、お金を大切に使うことを意識する。自分の時間を削って働いて得た対価を無駄にしてはいけない。
ワセリンは、今、わたしの節約の、大きな味方になっている。

コメント