kotokoto

エッセイ

推理小説家の松本清張と唇

推理小説家の松本清張先生を、わたしは物心がついた頃から、ずっと尊敬している。先生は数々の不運を努力で踏み上げ、凌駕し、決して屈しなかった。
エッセイ

L’Arc〜en〜Cielのhyde の歌声と文体

L'Arc〜en〜Cielのhydeさんの歌声を文体にしたら、と考えたら、野坂昭如の「火垂るの墓」の文章が脳裏に浮かんだ。文体を真似して小説を書こうと思ったが、ストーリーが悲し過ぎて諦めた思い出。
エッセイ

爪について考える

台湾人の女の子から「月を指さすと耳が切れる」と言われたことがある。えー、そんなはずないじゃない、と思ったが、それ以来、わたしは月を指さしたことがない。
エッセイ

ドイツの冬に打ちのめされた思い出

ドイツの冬に打ちのめされた思い出。壮大な教会があちこちに建っていたけれど、神様っているのかなあ、とウクライナの人々を思う。
エッセイ

楽器や歌が上手なのは一つの財産

楽器や歌が上手って、一つの財産だと思う。海外でも、音楽で皆の気持ちを盛り上げ、鷲掴みにし、心を伝えられる。すごくクール。
エッセイ

ひたすら長閑な我が家の正月

ひたすら長閑な我が家の正月。アラカンになると、長閑と幸せは同じ概念になる。
エッセイ

小説「三つ編み」ーそして人生最高の言葉ー

小説「三つ編み」を読んだ娘から「このスミタっていう人、お母さんに似ているね」と、人生最高の言葉をもらった。娘の、この言葉だけで、わたしは残りの人生を生きていける気がした。 
エッセイ

投資よりも移住、と感じた日

わたしのようなヘタレは、もう株投資などで儲けるより、いっそ物価の安い国に移住した方がイージーで確実なのではないかと感じた日。
エッセイ

清貧の美徳(得?)

身なりが貧相だと損するものばかりと思っていたが、得をすることもあることを、わたしは夫から学んだ。
エッセイ

投資家の井村俊哉さんになりたい夫

投資家の井村俊哉さんになりたい夫が、株で損が続き、しょんぼりした表情を浮かべることが多くなった。夫婦間にはびっくりすることもあるけれど、陽だまりの中で夫とみかんを食べているとやはり幸福を感じる。