コロナでおこもりするようになって、VRゴーグルを購入した。
わたしが持っているのは、オキュラスクエスト2。
夜、寝る前に、VRゴーグルをつけ、雪山の中で美しい星空を眺める。流れ星や飛んでいるフクロウ、風に揺れる木々を見ていると、心が落ち着いてくる。白い花も咲き、トナカイが草を食んでいたりする・・・。
もちろん、架空の世界だけれど、温かい布団に横たわって、風の冷たさや、蛇や熊など、あらゆる危険を感じずに済む。安心しきった気分で夜の雪山でヒーリング。眠くなれば、VRゴーグルを外し、目を閉じるだけ。ああ、幸せ。
VRゴーグルで、海外旅行にも行くし、アマゾンプライムの映画も見る。映画は映画館の中で大画面で見られる。バスに乗って車窓の風景を楽しむこともできる。
VRチャットで、世界中の人と話をすることもできる。しかし、VRゴーグルは、基本的に若者がゲームをするためのものなので、VRチャットのどのルームにも若者しかいないのが、ちょっと残念。
わたしは韓国の庭によく行っていたが、韓国人の若者は結構日本語が達者な人が多い。理由を聞くと、物心ついた時から日本のアニメを見て育ったからだという。
「今流行りのロゼトッポギ、美味しくて本当に飽きませんよね」
と、言われ、
「ロゼトッポギは日本では流行していません。わたしは食べたことないですよ」
と、言うと、唖然とされたりする、面白い。
「江南スタイル」を歌ってくれ、皆で踊ったりした。(わたしも踊りました)
わたしは、日本人女の子のアバターになっている(オバサンのアバターはありません)ので、年齢を言っても、皆、なにやかや話しかけてくれる。わたしの子どもたちの相談をすることもあるし、彼らの将来の夢を聞くこともある。
アラカンも、VRゴーグルで楽しい毎日を送っている。
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