読書・映画日記

読書・映画日記

1965上映のフランス映画「幸福」(しあわせ)を観て(ネタバレ含みます)

1965制作のフランス映画「幸福」(しあわせ)。人の生の儚さが、美しい風景の中でフワッと浮き上がり、観ている者の胸に突き刺さり、沁み込んでくる。
エッセイ

「どうしても許せない人」への怒りの処方箋

少しでも前に進もう。怒りをエネルギーに変えて、何かに打ち込もう。幸せに近づこう。幸せに近づこうと何かに打ち込んでいる人に、人を恨む暇はない。
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小説「三つ編み」ーそして人生最高の言葉ー

小説「三つ編み」を読んだ娘から「このスミタっていう人、お母さんに似ているね」と、人生最高の言葉をもらった。娘の、この言葉だけで、わたしは残りの人生を生きていける気がした。 
エッセイ

お金か、人生か?

最近、「お金か、人生か」という本を買った。この本は、アメリカの若者にFIREムーブメントを引き起こした1冊だという。しかし、お金の問題を解決するのはやはり難しい。
読書・映画日記

映画「メアリーの総て」はすべての女性の歴史

映画「メアリーの総て」(原題「Mary Shelly」)はすべての女性の歴史。当時の女性の寄る辺なさを思うと怒りすらわいてくる。
エッセイ

魚が登場する小説や詩

夏になると、魚に関する小説や詩、海や川の風景がうわうわっと湧いてきて、わたしの脳内をくるくる回り出す。きっと、わたしの脳も涼を求めているのだろう。
読書・映画日記

好きな作家はアゴタ・クリストフ

好きな作家はアゴタ・クリストフ。彼女の本を読むと、静かな悲しみが胸に染み渡り、自分がまるで違う人間に生まれ変わった気持ちになる。
エッセイ

フランスの童話「ムカデのフフン」

40年前に、素晴らしいフランスの童話「ムカデのフフン」を読んだ。とてもシュールで、面白く、温かみのあるお話だった。
エッセイ

フランクル先生からの手紙

34年前、「夜と霧」を書かれたフランクル先生に手紙を送ったら、2週間もせずに返事をいただいた。先生の言葉に今日やるべきことは引き延ばしてはならない、というものがあったが、先生はまさにそういう生き方をされていらっしゃったのだと思う。
読書・映画日記

元気が出るものが好き

映画や小説はハッピーエンドかカタルシスがないと嫌。結末がいまいちだと、「わたしの時間を返して~」って思ってしまう。