ホッキ貝のパウダー水に野菜や果物を浸けよう!

エッセイ

 先日、知り合いの奥さんと話をしていたら、娘さんが子どもの頃、ひどいアトピーが出て大変だったという。

 「何が原因か、検査されました?」

 と、尋ねると、

 「アレルギー源はヒ素だったの」

 と、おっしゃった。

 「え?ヒ素ですか」

 びっくりして、大きな声を出すわたし。

 「そう、野菜や果物、米に残っている農薬が原因だったのよ。ヒ素って、農薬に入っているの。だから、野菜類を調理する前にホッキ貝のパウダーを入れた水に浸けるようにしたら、娘のアトピーが出なくなったのよ」

 と、教えてくれた。

 その日、別の知り合いに、ホッキ貝のパウダーの話をしたら、

 「あら、うちでも必ずやっているわ。本当は無農薬のお野菜が食べたいけれど、お高いものね。野菜を浸けた後の黄色い水を見たら、こんなに農薬がついてたんだな、ってぞっとするわよ。果物なんか甘みが増すし、お野菜も苦みが取れるし」

 と、当然のように言われた。

 え、知らなかったの、わたしだけ?

 戸惑うわたし・・・。

 わたしも夫も50年以上、農薬の付いた米や野菜を食べて、子どもたちにも食べさせてきた。すごいショック。

 ホッキ貝のパウダーはネットで買え、ちょっとお高い(100グラムで約1,500円)が、一回に使う分量はほんの少し(2~3グラム、1回分は40円ほど)、耳かき一杯程度で済む。浸ける時間も5~10分程度。ただ、アルカリ性なので、アルミ製品では使えないらしい。

 また、洗濯に使うと衣類の臭いが取れ、まな板の殺菌もできるようだ。また、水虫にも効果があるという。もともと、ホッキ貝が素材なので、身体にも環境にも害がない。

 ホッキ貝パウダー、かなり優秀ですな。

 

 

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